そのとき、私は色を失った。しまった、これが抜けていた!
なぜあんな判断をしたのか、だが後の祭!
もしあの時こうしていたら、今はこうなっていたに違いない!
長年、研究の修羅場をくぐり抜けてきたフェロー達は、危機や曲がり角を幾つも体験してきた。技術の潮流を読み間違えたり、流れに乗っているつもりがいつの間にかわき道にそれていたり、競争相手からの思わぬ発表で目標がぐらついたり、世の中が思わしくない方向に行くのを止められなかったり。あのとき、もしこうだったら、今ごろ私は……、今ごろ世の中は……、というような話によって、技術者・研究者の盲点、判断のポイント、迷い過ぎないで一歩前に出るための勇気を、若い人たちに伝えたい。


プログラム
司会 江尻正員(産業技術コンサルタント)、大田友一(筑波大学)

非凡なる凡研究 −ディジタルメディア革命はいかにして誕生したか−  
     吹抜敬彦(東京工科大学)
(研究会資料:PDF)

画像処理システムの技術開発と事業開発 −ポイントは人間との勝負−  
  木戸出正継(奈良先端科学技術大学院大学)
(研究会資料:PDF)

音声研究  −私の反省と提言−
  中島隆之(技術コンサルタント)
 (研究会資料:PDF)

文字認識に取り付かれた楽しい失敗談 
−「いい研究者」と「いいマネージャ」の分かれ目−
  萩田紀博(ATR知能ロボティクス研究所)
(研究会資料:PDF)

  

開催日時
  9月8日(木)15:00〜17:30
 
会場
中央大学 後楽園キャンパス
[東京都文京区春日1-13-27](FIT会場)


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