ITSS名古屋チャプタ2019年第1回講演会

ITSソサイエティ名古屋チャプタの活動の一環として,「深層学習は何を見ているか? 〜経路予測と経路生成,その判断根拠について〜」をテーマとした下記の講演会を電気・電子・情報関係学会 東海支部連合大会の企画セッションとして開催します.
近年,深層学習は様々な分野で活用されるようになってきており,性能を向上させるための学習手法や新しいネットワーク構造など,多種多様な研究がなされてきています.しかし,深層学習により得られるモデルのパラメータ数は膨大であることから,実際に何を捉えて認識しているのかが分からないブラックボックスとして扱うというのが現状です.このような問題に対し,深層学習が何を捉えて認識をしているのかを解き明かそうという試みもなされつつあります.そこで本企画セッションでは経路予測と経路生成を題材とし,深層学習が何を見ているのかを理解するための最新の研究事例を紹介します.

  • 開催日:2019年9月10日(火)
  • 時 間:10:00~11:45
  • 会 場:大同大学

    〒457-8530 愛知県名古屋市南区滝春町10-3
    https://www.daido-it.ac.jp/outline/access/
    ご来場の際は公共交通機関をご利用ください.

プログラム

  1. 【10時00分~10時30分】
    深層学習の判断根拠とその活用
    中部大学 工学部 情報工学科 准教授 山下隆義 様
  2. 【10時30分~11時00分】
    深層学習に基づく経路予測 ~環境・属性・相互作用が経路に及ぼす影響について~
    中部大学 中部高等学術研究所 特任助教 平川 翼 様
  3. 【11時00分~11時30分】
    深層学習を「活用」する ~モデルベース・学習ベース手法の併用による自己位置推定の性能向上~
    名古屋大学 大学院情報学研究科 特任助教 赤井直紀 様
  4. 【11時30分~11時45分】
    質疑応答・総合討論